砕石と砂利の違い

砂利は川や山で自然に角が取れた「丸い石」なのに対し、砕石は岩を機械で砕いた「角ばった石」です。角があるぶん石同士がよく噛み合って締まり、踏んでも崩れにくいのが特長。そのため、荷重がかかる駐車場や通路、構造物の下地に多く使われます。見た目より機能とコストを重視する場面で活躍します。

代表的な砕石の種類

用途に応じて粒の大きさや混ざり方が異なります。下地には大小が混ざってよく締まるクラッシャーラン、仕上げや化粧には粒のそろった単粒度砕石が向きます。

呼び名粒の大きさの目安主な用途
クラッシャーラン(C-40等)0〜40mmが混在駐車場・道路の路盤(下地)
単粒度砕石 6号13〜20mm前後コンクリート用・化粧・水はけ
単粒度砕石 7号5〜13mm前後細かい仕上げ・目地
砕石ダスト(粉)微粒〜砂状目地詰め・転圧の仕上げ

「C-40」とは何を表す?

Cはクラッシャーラン、40は最大粒径40mmを表します。大小の粒が混ざっているため、転圧(締め固め)するとよく締まり、駐車場や私道の路盤(下地)に最適です。表層に化粧砂利を薄く重ねて、機能と見た目を両立させる使い方もよく行われます。

砕石はどんな場所に使う?

  • 車が乗る駐車場・私道の下地(しっかり締めたい)
  • ぬかるみ・水たまりの補修
  • 敷地の整地・かさ上げ
  • 見た目より機能・コストを重視する場所

砕石を使うときの注意点

砕石は丈夫で安価ですが、扱い方を誤ると本来の性能が出ません。特に「転圧(締め固め)」を省くと、いくら良い砕石でも沈下や轍の原因になります。下地として使う場合は、適切な厚みを確保し、しっかり締めることが大前提です。

  • 転圧を省かない(締めて初めて強度が出る)
  • 粉じんが出やすいので散水しながら作業
  • 用途に合う粒度(路盤はC-40、化粧は単粒度)を選ぶ

砕石選びのポイント

「下地か仕上げか」「人か車か」で適した砕石は変わります。大量に必要になりやすいため、数量の見積りから配送・転圧までまとめて頼めると、コストも手間も抑えられます。用途と面積・厚みを伝えて相談しましょう。

よくある質問

C-40とC-30はどう使い分けますか?
数字は最大粒径を表します。しっかりした駐車場・私道の路盤にはC-40、やや薄めの路盤や通路にはC-30が使われます。
砕石は1㎡あたりどのくらい必要ですか?
厚み・粒度で変わりますが、厚さ5cmならおよそ0.05㎥(砕石で約75kg)が目安です。路盤は厚みが必要なため、用途に応じて計算しましょう。
砕石は個人でも買えますか?
購入できます。少量はホームセンターの袋売り、まとまった量は業者のトン・㎥単位の配送が割安で、運搬の手間も省けます。
砕石と砂利、駐車場にはどちらが良い?
下地には締まりの良い砕石、見た目を整える表層には砂利、という使い分けが定番です。砕石だけでも実用上は十分です。
砕石の上に砂利を敷いてもいい?
問題ありません。砕石でしっかり締めた下地の上に化粧砂利を薄く敷くと、強度と見た目を両立できます。
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